投資の心理ー2

続 投 資 の 心 理 

素人は一足飛びに栄光の夢を見て、自分の専門外では基本を忘れて短絡的に行動し挫折。

「飛んで火にいる欲の虫」同じ失敗を繰り返して、老後資金を無くす。

初心者は、何の判断力も、心理負担ももたず、勉強もしないで、投資に努力する。

自分の判断の多くは、真の判断ではなく「弱点とか偏向ぐせ」の、結果である。

 

人は、不可能な事に期待を寄せるもの、最大の損害は、過大な願望と、楽観主義

儲けた金を失わない人は、自分の弱点を克服した人である。

多額の金を儲けるには、20才から10年間、勉強、

50才までにチャンスを掴む事。

成功者は、最悪を計算しているが、

失敗者は最高しか夢見ていない。         

金を儲ける事と、維持する事とは、全く別の能力である。

 

年齢によって知性と意志は衰退する。

老いぼれては、できない。

野性味をなくすと、悪い結果がでる、

鮮明になるまで判断できない。

ボケルナ、気取るな、しゃべるな、

油断するな、心のたるみのある時は判断ミスをする

貯めるは、辛抱、儲けは判断。

「貯蓄十両」「儲け百両]「見切り千両」

「無欲万両」。

(無欲万両の無欲とは、目先欲に振り回されない沈着冷静な判断力をいう)

金のなる木(期、機)は、汗を出さねば枯れていく、

簡単に儲かると思うな。

投資で利益を得ることは、不労所得と言われるれように簡単ではない。

あさはかな期待は、判断を甘くし、見る目を曇らせる。

欲望が高いと心理的なバラツキが出やすい。

胸をわくわくさせながら期待をして損する人、無心かつ冷静に判断する人では差が出る。

期待で動く人は成功できない、成功するには、願望と一致しない時は、現実に合わせる。

「常識人」ほど、誤りを冒す弱点をもっている。

世の中の裏を知らない不勉強な「マジメ人間」は、相場に関与すべきでない。

自分の能力に自信を持っている人ほど、過去の成功が邪魔をして柔軟な対応ができない。

傲慢さには「自覚症状が、はたらかない」。

人はダメになるまで何も解決できない。  

 一徹張りの貧乏神は、新聞を読まない、人の話を聞かない、基本を学ばない。

個人プレ-の世界では、「一人よがり」と、「間違った信念」で同じ失敗をくり返す。

個人プレ-である、という事は、我まま、気まま、になりやすい。

誤りを犯すときは、自己のレベルを過大評価している時。

 

人間は、過去の成功体験から逃げられず、過去の行動パタ-ンを踏襲する。

運用が下手な人は、自分が成功したことのない方法で失敗を重ねる。

人は、何回も同じ思考の過ちをくり返す、

過去の呪縛から脱皮するのは容易ではない。

(誤謬再帰現象)

自己を客観視する

「自己との戦い」が求められる。

年を取って、引退の身で、これができるか?

人は、一過言をもつ事で、自説にとらわれ一貫性に固執し、

仕事では成功した!

一貫性は毒になり札を失う。

語るものは儲けず、儲けるものは語らず。

大切なのは、己の「思惟的感情を克服」することを学ぶこと。

頑迷さと、度胸を、間違わないように。

不利な時は、期待をもち続けても無駄。

賢者は、考えを変える事ができるが、愚者は変える事ができない、愚者は決定するだけ。

君子は、豹変するが、愚か者には、それができない。

 

人生の達人も欲望に冒されると、間違った考えに支配される。

自分の視点を曇らせない、常に頭脳明晰な状態にあるか、意識して確認する。

単純な心で常識をもってCLEA MAINDED、直感を信ずる。

人間の能力は、本当に小さい、わずかな悪影響も除かなければならない。

自分の長所、短所を知り、それにあったやり方で取引をする、誰も当てに出来ない。

得やすいものは失いやすい、投資で成功するには、自分を抑制しなければならない。

人は、何も信用しないで失敗にこだわる、何事にも満足しない、常に心配、常に不安。

 己が3の事しかしていないのに10の事を望んで成せるはずはない。

自分の知らないことで、運を天に任せない。

運を信じるな、穏やかたるを学べ。

★⇒投資失敗の研究

「老後のために投資が必要」なんて、大間違い。

「何に投資すれば?」と、窓口で聞くなんて

愚の骨頂。

銀行、生保、証券が激怒騙されない資産防衛術。